近年、経営者の高齢化を理由に中小企業では盛んにM&Aが行われています。財務・法務などの専門的な知識をもとにM&Aアドバイザリーは、買収する側であれば買収価格また買収後のシナジー効果(相乗効果)を、売却する側では売却価格また売却後の条件設定など、利益を最大化できるように業務を行っています。

合併や買収（M&A）などの際に対象となる企業の価値やリスクを詳しく把握するために実施されるものです。デューデリジェンスは一定のものではなく、その種類は多岐にわたるものであり、経験や知見を基に現状の調査、分析、問題点の把握とともに今後の事業展開や対処のアドバイスやご提案をさせていただきます。

バリュエーションによって評価される価値には、事業価値、企業価値、株式価値の3種類があります。バリュエーションの方法は複数あり、それぞれのメリット・デメリットを踏まえたうえで複数の方法を同時に組み合わせて行うケースが多いです。ただ、バリュエーションの方法はいずれも高度な計算を要するものであり、経営者だけで行うことは難しいものです。相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

PMIは、（1）経営統合（理念・戦略、マネジメントフレームの統合）、（2）業務統合（業務・インフラや人材・組織・拠点の統合）、（3）意識統合（企業風土や文化の統合）の3段階からなります。これらのうちどこから着手し、いつまでに統合するかを決定することが必要です。そして、膨大な範囲にわたる統合を成功させるためには、全体と整合をとって個々の統合検討を進めることが条件となります。

組織再編とは、効率的な事業運営や事業拡大を目的として行われる、企業の合併・分割・株式交換・事業譲渡を言います。中小企業の経営問題を解決する手法としても多用されています。また近年、経済のグローバル化や産業競争力強化の観点から、企業法務上の規制も緩和されており、税制上も企業組織再編税制が創設されるなどの規制緩和が進んでいます。